KIWA-REHA NEWS

2023.6.2
地域リハビリテーション専門職対象講演会を実施しました

5月24日(水)に専門職対象の地域リハビリテーション公開講座をハイブリッド型(Zoomを活用したオンライン形式+会場参加)で開催いたしました。今回は『COPD患者の背中は何を語るか』と題して、奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座 助教 谷村和哉 先生にご講演いただきました。

講演内容は、COPDについての知識の整理から始まり、画像やグラフを用いて谷村先生が注目している点に焦点を当てた説明がされ、非常に理解しやすい内容でした。予後、身体活動性、運動耐用能との関連や重要な要素が何であるか、また先生が研究で取り組まれた脊柱起立筋が示すことなど、興味深い話題が盛り込まれていました。講演後の質疑応答では、医師やリハビリスタッフから様々な質問があり、「診察時に患者の身体のどの部分に着目しているか」、「患者のどのような訴えや言葉に着目しているか」など、実際の臨床に活かすことができる内容であり、非常に有意義な時間でした。