各種検査について

消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医が
内視鏡検査・肝胆膵検査を実施

各種検査について

消化器内科の役割

まず診断を正確に行うことと考えています。そのために患者さんのお話をしっかり聞き、専門的な検査を行い、正確な診断を迅速に行うことが必要です。
更に診断から治療、その予防にまでかかわることができるのが消化器内科です。専門的な診断と治療を兼ねて超音波・CT・MRI検査の他、以下の検査・治療を行っています。

内視鏡検査とは

内視鏡検査は、細長い管状のカメラ(内視鏡)を体内に挿入し、消化管(食道・胃・十二指腸・大腸)を直接観察する検査です。病変の発見や診断、場合によっては治療を目的として行います。当センターでは苦痛の少ない検査を心掛け、極細タイプの経鼻内視鏡も導入し、リカバリースペース3ベッドを確保しています。
通常の内視鏡カメラに加え、超音波内視鏡(EUS: Endoscopic Ultrasonography)、先端に高解像度の超音波が備わった内視鏡も導入しています。この超音波内視鏡 (EUS)も「胃カメラ」と同じで口から挿入します。超音波内視鏡 (EUS)の先端を胃壁や十二指腸壁にあてて観察を行うことで、消化管壁のすぐ向こう側にある膵臓や胆嚢などを至近距離で詳細に観察することができます。

胃内視鏡(上部内視鏡検査)

胃内視鏡検査(上部内視鏡検査) は、食道·胃·十二指腸の様子を実際に見 ることができ、潰瘍(食道潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍)、炎症(逆流性食 道炎、胃炎)、腫瘍、がん(食道がん、胃がん)、ポリープなどが診断できます。
胃の不快な症状が継続している方や、過去に胃の疾患を患ったことがある方は健康管理を兼ねて定期的に検査をうけることをお勧めいたします。
当院の胃内視鏡検査は、カメラ径が細く鼻からカメラを入れて検査ができる経鼻内視鏡にて行っています。嘔吐反射が強い方でもご安心ください。

上部内視鏡検査(胃内視鏡)

上部内視鏡検査(胃内視鏡)とは「胃カメラ」のことです。胃カメラは、口または鼻から細いカメラを挿入して、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察することができる検査です。胃炎、胃潰瘍、ポリープ、がんなどを早期に発見するのに役立ちます。
胃の不快な症状、痛みが継続している方や、過去に胃の疾患を患ったことがある方は定期的に検査を受けられることをお勧めします。
当センターで使用している胃内視鏡検査は、カメラの太さが細い経鼻内視鏡にて行います。痛みが少なく、咽頭反応が起こりにくいだけななく、経口内視鏡と同様の画質が得られるので安心して受けていただけます。

-検査の流れ-

外来受診
  • 問診・診察で症状確認
  • 検査予約
  • 検査の説明
前日の注意点
  • 夜9時以降は絶食
    (水やお茶は可、牛乳やジュースは避けてください)
当日・検査前の準備
  • 絶食で来院
  • 受付・問診
  • 鎮静剤を使う場合は、静脈確保します(点滴)
  • 胃をきれいにする薬を飲みます
  • 胃の動きをとめる注射をします
  • のどの麻酔をゆっくり飲み込んでください
当日・検査中
  • マウスピースをくわえて、左向きに寝ます
  • できるだけリラックスしてゆっくり息をしてください
  • 10分ほどで終了
当日・検査後
  • 検査が終わったら、リカバリー室で休みます
  • 飲食はのどの麻酔が切れた後(約1時間後)に摂取可能
  • 鎮静剤を使用した場合は、車の運転はできません

下部内視鏡検査(大腸内視鏡)

下部内視鏡検査(大腸内視鏡)とは「大腸カメラ」のことです。大腸カメラは、口または鼻から細いカメラを挿入して、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察することができる検査です。胃炎、胃潰瘍、ポリープ、がんなどを早期に発見するのに役立ちます。

-検査の流れ-

外来受診
  • 問診・診察で症状確認
  • 検査予約
  • 検査の説明
前日の注意点
  • 夜9時以降は絶食
    (水やお茶は可、牛乳やジュースは避けてください)
予約

外来受診

  • 問診・内服薬の確認
  • 診察・検査予約
  • 検査の説明
  • 下剤を受け取る
前日
  • 食事制限および下剤の服用
  • 午後8時以降は絶食
当日
  • 下剤(約1.8L)の服用
  • 絶食で来院
  • 受付
  • 問診での最終確認
  • 更衣
  • 点滴確保
  • 検査直前に鎮静薬・鎮痛薬の注射
  • 検査(約30分)
  • 検査後、約1時間ベッド上で安静
  • 終了

検査結果は次回外来診察までお待ちください

大腸がんの多くはポリープから発生します。
ポリープの段階で内視鏡を用いて切除することは、大腸がんの予防につながると考えられています。
当院では、大腸内視鏡検査中に大腸ポリープを発見した場合、その場でポリープを切除する日帰り大腸ポリープ切除を行っています。
一度で検査と治療がすむため、後日再度治療の必要がなく、お体、時間、経済的にも負担が少ない治療法です。
また、痛みも少ないのでご安心ください。

内視鏡的超音波検査(EUS)

内視鏡的超音波検査(EUS)とは通常の内視鏡(胃カメラ)に超音波装置を組み合わせら検査です。食道・胃・十二指腸の粘膜だけでなく、その周囲にある膵臓・胆のう・リンパ節・血管など状態を詳しく調べることができます。

当院で内視鏡を受けるにはどうしたらいい?

当院に現在かかっている場合

主治医の先生にまずご相談ください。

診察を希望される場合

かかりつけの先生にご相談いただき、医療機関またはホームページよりお申し込みください。

検査のみ希望される場合

かかりつけの先生より下記電話番号にお申し込みください。
TEL.0736-34-1255

内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)

上部内視鏡検査(胃内視鏡)とは「胃カメラ」のことです。胃カメラは、口または鼻から細いカメラを挿入して、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察することができる検査です。胃炎、胃潰瘍、ポリープ、がんなどを早期に発見するのに役立ちます。
胃の不快な症状、痛みが継続している方や、過去に胃の疾患を患ったことがある方は定期的に検査を受けられることをお勧めします。
当センターで使用している胃内視鏡検査は、カメラの太さが細い経鼻内視鏡にて行います。