伊都橋本医療圏免疫療法サポートチーム記者発表
今まで経験したことのないがん免疫療法の有害事象を病院の垣根を超えた連携で患者さんを支える!
現在、がん治療の四番目の柱として登場した免疫療法のICI(免疫チェックポイント阻害薬)。
効果も高くがん診療においてとても重要な治療ですが、時に全身の免疫反応(有害事象)が起こります。その反応は全身の臓器に起こるため、今までの抗がん剤の有害事象とは違いコントロールが難しいのが特徴です。それぞれの臓器の専門医の治療が不可欠で各専門医が協力しチームを作り治療にあたる必要性があります。
そこで今回、伊都橋本地域でそれらを実現すべくアイアイサポートチーム:伊都橋本免疫療法サポートチーム:Ito-Hashimoto ICI Support Teamを発足しました。
和歌山県立医科大学附属病院紀北分院、橋本市民病院、紀和病院が参加し、大きな有害事象が出た場合、『患者さん第一』を目的に3病院が垣根を超えて迅速な連携で患者さんを支えていくシステムであり、今まで以上に安心してがん治療を受けていただくことができるようになりました。
紀和病院から施設代表として副院長 居平典久医師、また発起人として紀和ブレスト(乳腺)センター長 梅村定司医師が橋本市民病院で開かれた記者発表に出席しました。