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紀和病院
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紀和クリニック
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内視鏡時の鎮静剤について

はじめに

近年、内視鏡検査(胃カメラ)を希望される方が年々増加しており、その中でも鎮静剤(眠る薬)を希望される方が非常に多くなっております。
鎮静剤を使用することで検査中の不快感が軽減されるメリットがある一方で、全身への影響(副作用·リスク)を伴うことをご理解いただく必要があります。

鎮静剤の主な作用と使用目的

鎮静剤は、一般的にミダゾラム(ドルミカム)などを使用し、脳の活動を一時的に抑えてリラックスさせる薬です。
この作用により、検査中の嘔吐反射(オエッとなる反応)や不安感が軽減し、スムーズに検査を行うことができます。

鎮静剤使用に伴う主なリスクと注意点

鎮静剤は投与量や体質によっては「過鎮静(鎮静のかかりすぎ)」状態となり、呼吸や循環機能を抑制することがあります。
以下のような副作用·合併症に注意が必要です。

  • 血圧の低下やアレルギー反応の等の副作用
  • 呼吸の抑制(息が浅くなる·止まる)や意識レベルの低下
    →特に心疾患·肺疾患のある方やご高齢の方では慎重な投与が必要
  • 鎮静剤の影響による眠気·判断力の低下が数時間続くことがあります
    →検査当日は車·バイク·自転車の運転を禁止としています(事故を起こした場合、自動車保険適応外になる可能性があります)
  • まれに検査後の吐き気·気分不良·倦怠感が生じることがあります

当院での取り組み

当院では、健(検)診で鎮静剤を希望されない方にもできるだけ安心して快適に検査を受けていただけるよう、「細径スコープ(直径5.4mmの細い内視鏡)を用いた鎮静無しの経口内視鏡」を導入いたしました。
この方法は従来の鎮スコープより咽頭(のど)への刺激が少なく、鎮静剤を使用しなくても比較的楽に検査を受けられる方が増えています。
鎮静剤を使用しないことで、検査後すぐに会話や歩行が可能となり、日常生活への影響が少ないという利点があります。

鎮静剤をご希望の方へ

鎮静剤を使用しての検査をご希望の場合は従来通り対応いたしますが、薬剤管理·安全監視体制の見直しにより、2026年度より「鎮静剤使用料」として5,000円(税込)を申し受けることとなりました。

皆さまには、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026年4月より・・・
紀和病院の健診では、胃カメラ(上部内視鏡)検査時のリスクや副作用を極力避けるために

細い経鼻内視鏡で
鎮静ナシの経口内視鏡
を始めます!

知っていますか?鎮静剤(麻酔)を使用した際のリスク

  • ごくまれに脈が遅くなり血圧が下がったり、アレルギーなどの副作用がある。

  • 呼吸を抑制する作用があるため、心臓疾患や肺疾患のある方、ご高齢の方には特に注意が必要。

  • 眠気や判断力の低下が見られることがあるため、終日車やバイク、自転車の運転はできない。

  • 麻酔が効くまでと、検査後も鎮静作用がしばらく続くため、1時間ほど病院内で休む必要がある。

内視鏡の太さの比較実寸サイズ
(イメージ)
経鼻内視鏡5~6mm
経口内視鏡7~10mm

口からの胃カメラが、鼻と同じ細く柔らかいスコープになります

細いから苦痛が少ない!精度は今まで通り

鎮静剤ナシだとメリットもたくさん♪

  • 副作用の心配がない!
  • 検査後すぐに仕事や運転が出来る!
  • ふらつきや注意力低下といった影響もナシ!

もちろん鼻からの検査も出来ます!

《経鼻内視鏡検査のメリット》

  • 痛みが少ない
    鼻腔から胃までの経路が自然な曲線を描いているため、カメラが体内の壁に強く当たることが少ないため
  • 吐き気が起こりにくい
    口腔内にカメラが入ることで咽頭反射という「オエッ」となる現象が起こりやすいが、細いカメラではこの咽頭反射が起こりにくい

お問い合わせ等ございましたら、下記へご連絡ください
医療法人南労会 紀和病院 健康管理センター
TEL:0736-33-5160(直通)