消化器外科

診療内容

外来では外傷の処置、消化器術後患者様のfollow up、体表腫瘤の小手術等を行なっています。

入院では胃・大腸の腫瘍、腸閉塞、胆石症、ヘルニア、虫垂炎、肛門疾患等の消化器疾患を中心に年間約50~60例ほどの手術を施行しています。 腹腔鏡下手術は難易度が上がるため、安全に考慮し現在、胆のう摘出術以外は開腹下に施行しています。 また、全身麻酔、腰椎麻酔は基本的に麻酔専門医にお願いしています。

痔の治療 ジオン注射(ALTA療法)

ジオン注射(ALTA療法)は、痔の治療の1つです。
いぼ痔を切らず、注射1本で治すという画期的な痔の治療法です。手術は不要です。治療にかかる時間はわずか30分程です。硫酸アルミニウムカリウム水和物及びタンニン酸を有効成分とする局所注射用配合剤を「四段階注射法」という独特な手法を用いて投与します。切らずに治す治療法で、外科手術と同等の治癒率があるといわれています。

早めの治療・症状が軽ければ軽い程、簡単な処置で改善します。

下記のような症状がある方は、1日も早く医師の診察を受けてお悩みを解消しましょう!
  • 座薬や軟膏を肛門に注入する方法では治らない!
  • 排便時に頻回に出血がある。
  • 排便時に脱肛するが、自然に戻る。
  • 排便時に肛門が脱出する。指で押さないと戻らない!
ジオン注射(ALTA療法)は、副作用として注射部位の痛み、腫れ、発熱、肛門部の重たい感覚などが見られます。 また直腸の潰瘍を作ったりすることがあります。
限られた医師のみが行える治療です。
この治療は、いぼ痔の手術症例数が基準以上あり、ジオン注射の施行に必要な知識と経験を習得するための講習を受けた医師のみに許可されています。当院では、毎週火曜日・金曜日(原則予約制)に治療を行っています。担当医:松田 泰次 医師

最近の主な手術症例

  2011年 2012年 2013年 2014年
胃切除術
2例
7例
6例
5例
結腸・直腸切除術 8例 3例 7例 9例
腸閉塞手術(含小腸切除) 5例 3例 3例 2例
胆嚢摘出術 8例 14例 7例 4例

当院では比較的御高齢でハイリスクな方が多く、炎症疾患では重症例、悪性疾患では進行例が多いように思いますが、それぞれの患者様の全身状態に応じた治療方針で対応させていただいております。
また、難易度の高い疾患(食道、肝臓、膵臓の悪性疾患等)は大学病院等の高度医療機関に紹介させてもらっています。

担当医紹介

担当医紹介

副院長 松田 泰次 (まつだ たいじ)

【略歴】
奈良県立医科大学(昭和49年)
【資格】
大腸肛門病学会専門医
指導医、評議員を歴任する
【所属学会】
大腸肛門病学会
消化器病学会
日本静脈経腸栄養学会
【ひとこと】
私は医師になってからずっと、消化器癌を中心に手術を含め、外科治療を行ってきました。
この間、手術手技の進歩はめざましく、それに取り残されないよう、たえず修練を続け、
少しでも地域の皆様方のお役に立てればと頑張っております。
この度、当院で、内痔核に対してジオン注射療法も行いました。どうぞお気軽に受診してください。
【趣味】
ギター(フラメンコ)、庭園

武士末 篤(ぶしすえ あつし)

【略歴】
徳島大学 医学部(昭和60年)
【資格】
日本外科学会専門医
【所属学会】
日本外科学会
【ひとこと】
当院に赴任してはや9年が経ちました。癌の術後5年を向かえ、外科の診療を終了する患者様も出てくるようになり、外科医冥利につきるというものです。今後も地域医療のため努力していきたいと思います。