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紀和病院
0736-33-5000
紀和クリニック
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放射線科

基本目標

  • 私たちは放射線業務に従事していることを常に意識して業務に努めます。
  • 患者さんの立場を理解し、且つ最大の画像情報の提供に努めます。
  • 医療被ばくを最小限に止めるように努めます。
  • 患者さんの安全に細心の注意を払い、検査をするように努めます。

ご説明

当科は、男性技師6名 女性技師4名 事務スタッフ3名が勤務しております。
“質の高い検査” “患者さんに優しい検査” をモットーに24時間365日検査がおこなえる体制になっております。
検査としては、X線撮影,CT,MRI,胃・大腸バリウム,マンモグラフィ,骨密度測定があり、それぞれの検査に精通した技師を中心に質の高い技術をご提供できるように努めております。
そして、乳がん検診でのマンモグラフィ検査においては、女性技師が対応し、受診者様に検診を受けて頂けやすい環境にも配慮しております。また、地域医療への貢献のため近隣開業医の先生方を中心に他の医療機関からの検査のご依頼にも対応しています。
検査のご依頼につきましては、「医療機器の共同利用について」をご覧下さい。

各種検査装置

紀和病院 放射線科では、さまざまな画像診断装置を使って多くの種類の検査をおこなっています。

  • 単純X線撮影装置:MRAD-A80 –Canon-
  • CT(コンピュータ断層)装置:Aquilion Prime SP/ i Edition(80列マルチスライスCT Ai技術搭載)-Canon-
  • MRI(磁気共鳴画像)装置:Vantage Titan 3T(磁場強度3テスラMRI 静音機構Pianissimo搭載)-Canon-
  • X線透視撮影装置:ZEXIRA(長尺撮影機能搭載)-Canon-
  • マンモグラフィ装置:AMULET Innovality(トモシンセシス機能、圧迫自動減圧制御機能搭載)-富士フィルムメディカル-
  • 外科用イメージ装置:OPESCOPE ACTENO –島津製作所-
  • 回診車3台:-Canon- 2台 –島津製作所- 1台

CT(コンピュータ断層)装置

AI時代が生んだ新たなCT装置 Aquilion Prime SP の紹介
CTは、体を輪切りにしたような画像を取得し,体内のようすを詳しく調べる検査です。
当院では、AI技術(AiCE)を駆使することで、更なる低被ばく化が可能となりました。
最新鋭の80列デュアルエナジーCTを導入しています。
通常線量(DRLs2020成人の参考値)に対し、線量を約75%下げて撮影した画像を下記に提示します。
また、体内金属による画像の劣化も、従来に比べSEMAR(金属アーチファクト低減処理)を使用することで明らかに画像の最適化が可能となりました。
AI時代が生んだ新たなCT装置をご利用ください。

Aice(AI技術を用いた再構成画像)を使用した低線量撮影
SEMAR(金属アーチファクト低減処理)

MRI(磁気共鳴画像)装置

磁石の力で体内の磁気に対する共鳴作用を利用して、体のいろいろな部分を縦、横、斜めなどあらゆる角度から画像としてうつしだして体内のようすを調べる検査です。MRIでは、血管の状態も観察することができます。またX線ではうつし出せない骨に囲まれた脳や脊髄などもうつしだせます。
紀和病院 放射線科の中では、唯一の放射線を使わない検査です。
当院のMRI装置は3T(テスラ)という高い磁場強度を有するMRI装置を導入しています。
検査は、寝台に横になったまま、ガントリーというドーム状の装置の中に入って受けます。時間は検査する部位で違いますが約20分~40分程度かかります。放射線を用いないので被ばくの心配がなく、何度でもくり返し受けることができますが強力な磁気を用いるので、骨折の治療などで骨に金属を入れている人、心臓ペースメーカーや人工弁、手術で金属製クリップを装着している人は、検査を受けられないこともあります。

資格・認定

  • 日本磁気共鳴専門技術者
  • 検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師
  • X線CT認定技師
  • 肺がんCT検診認定技師
  • 胃がん検診専門技師
  • 胃がんX線検診指導員
  • 胃がんX線検診技術部門資格
  • 胃がんX線検診読影部門資格
  • Ai認定診療放射線技師
  • マンモグラフィ検診施設画像認定施設